すなわち、もみがらのように追いやられる前に、 主の激しい怒りがまだあなたがたに臨まない前に、 主の憤りの日がまだあなたがたに来ない前に。
だれが彼の憤りの前に立つことができよう。 だれが彼の燃える怒りに耐えることができよう。 その憤りは火のように注がれ、 岩も彼によって裂かれる。
それゆえ彼らは朝の霧のように、 すみやかに消えうせる露のように、 打ち場から風に吹き去られるもみがらのように、 また窓から出て行く煙のようになる。
主はその憤りをことごとく漏らし、 激しい怒りをそそぎ、 シオンに火を燃やして、 その礎までも焼き払われた。
もろもろの国は多くの水の なりとどろくように、なりとどろく。 しかし、神は彼らを懲らしめられる。 彼らは遠くのがれて、 風に吹き去られる山の上のもみがらのように、 また暴風にうず巻くちりのように追いやられる。
悪しき者はそうでない、 風の吹き去るもみがらのようだ。
主は言われる、 「それゆえ、あなたがたは、わたしが立って、 証言する日を待て。 わたしの決意は諸国民をよせ集め、 もろもろの国を集めて、 わが憤り、わが激しい怒りを ことごとくその上に注ぐことであって、 全地は、ねたむわたしの怒りの火に 焼き滅ぼされるからである。
彼らの銀も金も、 主の怒りの日には彼らを救うことができない。 全地は主のねたみの火にのまれる。 主は地に住む人々をたちまち滅ぼし尽される。
彼らが風の前のわらのようになること、 あらしに吹き去られるもみがらのようになること、 幾たびあるか。
天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。
しかし主なるわたしは、わが語るべきことを語り、それは必ず成就する。決して延びることはない。ああ、反逆の家よ、あなたの日にわたしはこれを語り、これを成就すると、主なる神は言われる」。
主の怒りは、み心に思い定められたことを なし遂げられるまで退くことはない。 末の日にあなたがたはそれを明らかに悟る。
神を忘れる者よ、このことを思え。 さもないとわたしはあなたをかき裂く。 そのときだれも助ける者はないであろう。
その足に口づけせよ。 さもないと主は怒って、 あなたがたを道で滅ぼされるであろう、 その憤りがすみやかに燃えるからである。 すべて主に寄り頼む者はさいわいである。
ユダの人々とエルサレムに住む人々よ、 あなたがたは自ら割礼を行って、 主に属するものとなり、 自分の心の前の皮を取り去れ。 さもないと、あなたがたの悪しき行いのために わたしの怒りが火のように発して燃え、 これを消す者はない」。